ZIPPOの買取需要増加について
今日、ZIPPOも買取需要が増えてきています。その理由としては、
① コレクター市場の拡大
年代ごとの刻印(ボトムスタンプ) や 限定モデル が収集対象になっており、古いものほど価値が上がっている。
特に「廃盤デザイン」「コラボZippo(Harley-Davidson、アニメ、映画ものなど)」はコレクター人気が高い。
海外でも日本の中古市場は質が良いとされ、輸出需要も伸びている。
② 実用品としての再評価
電子ライターや100円ライターの需要は減少しているが、繰り返し使える耐久性 や 一生モノのライター というイメージで、サステナ志向の若い世代にも支持されている。
「アウトドア」「キャンプ」ブームで、風に強いZippoが注目されている。
③ 投資対象・資産性
ビンテージZippoの一部は数万円〜数十万円で取引されることもあり、コレクションだけでなく投資目的で買う人も増えている。
特に「戦争期(WWⅡモデル)」「初期ロゴ」「未使用品」はオークションで高額落札が続いている。
④ ブランド価値とストーリー性
Zippoは1932年から続くアメリカブランドで、「一生保証」というサポート体制がコレクター心理を刺激。
映画や音楽での登場シーンが多く、「文化的な象徴」として所有欲を高めている。
⑤ 国内外の中古需要の広がり
日本は喫煙率が減って中古Zippoが手放されやすい → 逆に海外(アジア・欧米)では喫煙人口が一定数多く、輸出需要が増加。
特にアニメやゲームのZippoは海外ファンに人気。
上記の理由などから古い物でも未だに需要があります!
もしお手元にお使いにならないライターがあれば是非ご相談ください。
🔍 Zippoの製造年数を調べる手順
- 底の刻印を見る
Zippoの底には「ZIPPO」のロゴや記号、数字などが刻印されています。これが製造年の手がかりです。
- 年代ごとの特徴
1955年以前
西暦の刻印はなく、底の「ZIPPO」のフォントや刻印の形で年代を判断。コレクター本や公式サイトの資料で照合します。
1955年~1986年
製造年を表す「ドット」「スラッシュ」「縦線(バー)」などの記号が使われています。
例)
1966年:両側に6つのドット
1970年:片側3つドット、片側4つドット
1980年:片側5本スラッシュ、片側3本スラッシュ
1986年以降
西暦の下2桁と、アルファベットが入るようになりました。
左側:アルファベット(A=1月、B=2月 … L=12月)
右側:製造年の下2桁
例)「H 95」=1995年8月製造
- 公式チャートで照合
Zippo公式サイトやコレクターサイトには「年代別ボトムスタンプ一覧」が公開されています。それと見比べると正確に特定できます。
✅ 実際の見方の例
底に「C 03」と刻印 → 2003年3月製造。
底に「//// ZIPPO ////」のようにスラッシュ → 1974年頃。